化粧品業界
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■化粧品業界に対する働きかけ

 STOP ANIMAL TEST! CAMPAIGNは、2003年5月、動物実験はしていないが、製品にその表示のないメーカーに対してアンケートをお願いしました。同時に、表示を求める要望書を送付しました。

・要望書本文

2003年5月吉日

<メーカー名 >
カスタマーサービスご担当者様

動物実験を行っておられないメーカー様への請願
およびアンケートへのご協力のお願い

拝啓 本日は突然お便りを差し上げます事をお許しください。
私達「STOP ANIMAL TEST! CAMPAIGN」は動物実験の実態を人々に伝え、動物たちの犠牲と苦しみをなくしていくために集まった有志個人のネットワークです。

 医療・教育・軍事目的など動物実験が日常的に行われている分野は様々ですが、特に化粧品・トイレタリー製品に関しては動物を使用することなく安全性の確認ができることは既に世界的に認識されており、「Beauty Without Cruelty(残酷さのない美しさを!)」を合言葉に消費者運動が展開され、多くの消費者が動物実験をもとに作られた製品は購入しない、という明確な意思表示をしています。企業側もそのような声に応え、次々と動物実験の廃止を宣言し製品ラベルにその旨を謳うことにより、企業価値・製品価値を高めています。特にEUでは、2009年以降動物実験をして開発された化粧品の販売禁止が決定しており、この流れが今後も続いていく事は確実です。

  日本でも既に多くの化粧品メーカーが動物実験を廃止しているにもかかわらず、それがあまり公にされていないことによってそのようなメーカーの差別化が図られておらず、その結果消費者の意識もなかなか高まらないのが現状です。

  当請願書は、過去に動物実験反対団体や個人からの問い合わせに対し、原料の段階から動物実験を行っていないとのご回答をいただいた企業各社に送付させて頂いております。本当の意味での製品の安全性を理解し、また前述のような世界の流れをいち早く汲み取っておられる優良な企業に、もっとその事をアピールし企業価値を高めて頂きたい、そして同時に、動物の無駄な犠牲をなくすための追い風になっていただきたい、との願いからご連絡を差し上げた次第です。

私達は以下の2点についての貴社での早急なご検討・実施を頂きたく、ここにお願い申し上げます。

  1. 貴社の製品ラベルに動物実験を行っていない旨の表示をしてください。
  2. 貴社のホームページに、動物実験を行っていない旨を記載してください。

 併せて、本件に関してのアンケートも同封させて頂きました。以上のいずれかもしくは両方について既に実施しておられましたら、その旨もご記入いただけましたら幸いです。頂きましたご回答は、日本の化粧品業界における現状を把握するための資料として集計し、今後の活動の指針とさせていただきます。

ご多忙中とは存じますが、何卒主旨をご理解の上、ご協力下さいますよう心よりお願い申し上げます。

敬具

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・アンケート本文

化粧品の動物実験に関する表示についてのアンケート

ご記入日: 年 月 日

1. 貴社では製品のラベルに動物実験を行っていない旨を表示されていますか。
  □はい → 2へ □いいえ → 3へ

2. 「はい」の場合、どのような文言(またはロゴなど)を使用されていますか。
  (                                             )
  → 5へ

3. 「いいえ」の場合、今後表示する予定はおありですか。
  □はい(      頃予定・時期未定)→ 5へ
  □いいえ → 4へ

4. 「いいえ」の場合、表示されない理由を教えてください。
  (                                             )

5. 貴社はホームページを開設しておられますか。
  □はい → 6へ
  □いいえ → 9へ

6. 「はい」の場合、ホームページ上で、動物実験を行っていない旨を記載されていますか。
  □はい → 9へ 
  □いいえ → 7へ

7. 「いいえ」の場合、今後記載する予定はおありですか。
  □はい(      頃予定・時期未定)→ 9へ  
  □いいえ → 8へ

8. 「いいえ」の場合、記載されない理由を教えてください。
  (                                             )

9. 今後、動物実験の代替法を促進する又は一般消費者に対して動物実験を行っていないメーカーを選択するよう促す目的の印刷物などで、貴社が動物実験を行っていない事を盛り込ませていただいてもよろしいでしょうか。
  □はい → 12へ
  □状況による → 10へ   
  □いいえ → 11へ

10. 「状況による」場合、どのような点が問題となりますか。
  (                                             )
  → 12へ

11. 「いいえ」の場合、その理由を教えてください。
  (                                             )

12. 今後、動物実験の代替法を促進する又は一般消費者に対して動物実験を行っていないメーカーを選択するよう促す目的のイベントや活動において、何らかのご協力をいただくことは可能ですか。
  □はい → 13へ
  □必ずしも協力できるとは限らないが、知らせてもらうのは構わない → 13へ
  □いいえ → 14へ

13. 「はい」「知らせてもらうのは構わない」の場合、ご協力いただける可能性のある事項について印をつけてください。またはご提案などがありましたら教えてください。
  □ 商品のサンプルやカタログの提供
  □ 貴社のホームページやニュースレターでのお知らせ
  □ 貴社スタッフの方への勤務時間内/外での協力呼びかけ
  □ 新聞への意見広告掲載へのご協力
  □ 活動資金援助/寄付
  □ その他のご提案(以下に具体的にご記入ください。)
  (                                             )

14. 今後日本でも、化粧品の開発・製造において動物実験を行わないことが主流になってくると思われますか。
  □はい → 16へ
  □いいえ → 15へ

15. 「いいえ」の場合、それはなぜだと思われますか。
  (                                             )

16. 欧米では動物実験を行っていない企業を正式に認証する機関など(http://www.leapingbunny.org/)が存在します。日本でも今後このようなシステムが必要だと思われますか。
  □はい
  □いいえ
 はい、いいえ いずれの場合でもこの点について何かご意見がおありですか。
  (                                             )

17. その他本件に関し、ご意見・ご提案などおありでしたらご自由にお書き下さい。
  (                                             )

〜 ご協力、誠にありがとうございました 〜

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