井深大氏と(株)林原の4代目社長、林原健氏の対談に、霊魂の研究のためにハムスターを殺したこと、何百回も実験したことが書かれています。このようなことを知るために動物を殺す必要があるでしょうか。人間とは何と愚かなのかと思います。こういった社長の道楽を止められる人間がいなかったわけですから、会社が倒産に至ったのも当然でしょう。


http://www.sony-ef.or.jp/sef/about/pdf/taidan02.pdf

(前略)

井深
それって前世みたいなものですか。

林原
そうです。そういうことに関しては、占師とか霊感者とか、いろんな方がいろんなことを言ってますが、そんなことは私は全然信用しなかった。とにかく、自分の目で見て確信できなければ納得いかないんで、 そのために生き物のエネルギーを形に出してもらう機械を、専門の先生につくってもらいました。
その先生がまた、神、仏とか、超能力とかいうのを極端に信じられない方でした。スプーン曲げなんか全部インチキだという学者の代表でテレビに出たくらい。ところが、その先生がある日突然、一八〇度方向転換されて、そっちばっかり研究され出したんです。そうなるようなことに出合われたんですね。
それで、その先生と手を組みまして、とにかくそういう機械をつくってもらいました。そこにまずハムスターを置きます。そうすると、ハムスターの生きている電気的エネルギーがまず出てきます。しかし、もう一個、電気ではないエネルギーが、何か分からないんですけど、出てくるんです、その機械に。しかもハムスターを殺してしまっても、それは残るんです。

井深
それは人間の魂みたいなものですね。

林原
はい。そしてそのハムスターを妊娠させます。そしてすぐ、もう一回、その機械にかける。そうすると、ハムスターの持っている電気エネルギーではないエネルギーのところに、例えば十三妊娠したとすれば十三、電気ではないエネルギーの塊がくっついてくる。

井深
お腹の中にまだいるやつの分?

林原
そうです。お腹の中にいるどころか、まだ受精した瞬間に近い。それが三週間ほどたって九匹生まれたとします。もう一回お母さんを乗せてみると、まだ四つお母さんの周りに残っているわけです。エネルギーが。それはおそらく自分で食べたか、流産したか、そういうことで、途中で姿が消えた…。

井深
消えた?

林原
人間で言う水子だと思うんです。それがやっぱり残っていて、数とすれば合うわけですね。それを何十回、何百回というふうに同じ実験を繰り返します。再現性も確実にあるわけです。それで私も、これはちょっと考え方を変えなきゃいか
んな、とそこから思ったわけなんです。
いわゆる人間に魂というのが入るのはどこから、いつの時点からかを考えると、この結果で見る限りにおいては、受精した瞬間からだということがはっきり分かったんです。

井深
受精したら、もう命、魂のエネルギーが入っているわけですね。じゃ、その日から、お母さんはこれからのために、ちゃんと生きないといけないということですね。

林原
そうだと思います。そしてハムスターと同じように人間の場合にも、出てくるわけです。電気的なものと、もう一つ何だか分からないエネルギーが…。で、肉体が死んで、電気的エネルギーは消えても、もう一つのエネルギーはそのまま残る。じゃ、このエネルギーは一体何なのか。今度は、それを研究しだしたんです。そうなると、俗に言う、魂とか幽霊とかは、まずあることに間違いないと思うんですね。

井深
魂魄この世にとどまりて、って言うけどね。残るんですね。

林原
このエネルギーが、非常におもしろいのは、電気とか光と違って、どうやら意思を持っているらしい。これが一番の違い。だから、次に生まれ変わるまでは残っているようなんですね。しかもそれは、死んだ人の魂の意思で残っているわけです。自分の子供とか孫とか、そういう人の周りに。