理化学研究所シンポジウム「次世代生命体統合シミュレーションソフトウェアの研究開発」
~スーパーコンピューターの活用~

(AVA-net会報 2008/3-4 129号掲載)
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先日(2007年12月25日)、理化学研究所が主催した「次世代生命体統合シミュレーションソフトウェアの研究開発」についてのシンポジウムを聞いてきました。スーパーコンピューターの性能が右肩あがりにアップしているため、それを利用したライフサイエンス研究として、人体機能のシミュレーションをすることになったという内容です。

分子レベル、細胞レベル、組織レベルのシミュレーションはそれぞれ存在しますが、それらを人体全体のシミュレーションに統合する試みはコンピューターの性能アップなしにはありえず、たいへん大規模な研究プロジェクトとなっています。

動物実験の代替になるという話が出たわけではありませんが、いつか、動物を用いなくてすむ日がくるのではないかと希望が持てました。

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