動物実験していない化粧品会社
動物実験をしていない化粧品会社は、じつは業界の中でもほとんどと言ってくらい数は多いと思います。ただ、原材料の購入まで考えると、動物実験をしている大手化学メーカーから仕入れている可能性があるなど、不明瞭な部分が残ります。
安全性試験受託企業への外注を含め、動物実験をその企業自身がしていないこと(動物実験に資金提供していないこと)、なおかつ、動物実験しているメーカーから原材料を仕入れていないこと。この2つの条件をクリアしたメーカーから化粧品を買うようにしましょう。
そしてできれば「動物実験していません」の表示を商品にしているメーカーを支持していきましょう。
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■おすすめブランド
- ミス・アプリコット
日本のエコロジー運動の中で生まれました。日本で始めて化粧品の動物実験に反対をかかげて設立された化粧品会社です。植物性の原料で化粧品を作ります。
- ラッシュ
積極的に化粧品の動物実験廃止を表明し、法改正運動にも関わります。
- ロゴナ
PeTAからCourage in Commerce(ビジネスにおける勇気賞)を受賞。
■認証制度
CCIC
(the Coalition for Consumer Information on Cosmetics)
http://www.leapingbunny.org/
1996年、「動物福祉を配慮する企業基準」を明確化し、化粧品・日用品に関して「動物実験されていない」とはどういうことかの基準をつくりました。その認証を得たメーカーは、飛び跳ねウサギ(リーピング・バニー)のマークを商品につけることができます。審査段階においてISOなどと同じような監査機関を使うなど、日本で認証を得るにはハードルが高いということもあるのかもしれませんが、現在日本のメーカーでは認証を受けているところはありません。
※リーピングバニー商品を中心とした、日本で購入できるブランドのリストです。