共同通信によると、世界保健機関(WHO)は、世界中で10億人以上が太り過ぎの状態とする推計を発表したとのこと。世界の人口は約63億人(2003年)で、 約6人に1人が太っている計算。

 31歳以上の75%以上が太り過ぎとされる国は、女性では米国やメキシコ、エジプト、トルコ、南アフリカなど。男性ではドイツやアルゼンチン、英国、ニュージーランドなど。

 これまで太り過ぎは高所得の国で問題となっていたが、現在は低・中所得の国で急増しているとのことで、脂肪や糖分が多い高カロリーの食生活が世界的に広まったことや、労働形態の変化、交通
の発達で運動不足になっていることが急増の原因とされているそうです。