「ブライス・ダラス・ハワード、食生活改善のおかげで妊娠?」という記事がありました。
http://cinematoday.jp/page/N0008849

実は、芸能関係まったく疎いので、知らない女優さんだったのですが(恥)、妊娠しやすいように厳格なビーガン食からベジタリアン食へ緩めたと書かれてあるので、その論理はちょっと納得がいかなかったカモ。

というのは、『赤ちゃんができない原因は“いい栄養”にあった―日本を滅ぼす間違いだらけの現代栄養学』という本を読んだことがありまして……世界中で最も女性の不妊率が低く、女性であれば100%の人が妊娠・出産する地域というのは、実は、人類が地球上で最も栄養的に厳しい食事をしている地域なのだそうです。人間だけではなく動物全体がそうだと思いますが、要するに過栄養だと、体が「子孫を増やさないと」という危機感を感じられないので、妊娠しなくなる個体が増えるという話。食べ過ぎの現代人にとっては、むしろこちらのほうがなのかも?

ビーガンになったり、断食したりすれば妊娠するというものでもないでしょうけど(それに、そこまでビーガン食が厳しい食事だとも思いませんが(^_^;)、栄養摂れば妊娠するというのも幻想に思えます。