いま、「アジア市民コメ行動週間」なのだそうです。(2007年3月29日~4月4日)

下記の署名も集めているそうです。
http://www.no-gmo.org/rice20070329sign.pdf

–内容–

国際イネ研究所評議会議長様
農林水産大臣様

アジアのコメを守るための民衆宣言

今、日本では遺伝子組み換えイネの研究開発と試験栽培が進められています。農林水産省に関連する研究機関が、生産者や消費者の反対を押し切って開発しています。また、アジアでは、1960 年に設立されたIRRI(国際イネ研究所)が推進した「緑の革命」によって、農薬を大量に使って単一品種のイネを大規模に栽培するようになり、種の多様性が急速に失われたのと同時に、IRRI の推進した農薬を多用する農法によって、農作業を行う女性たちや子どもたちが、深刻なアレルギーに苦しんでいます。そのIRRI が、いま遺伝子組み換えイネを推進しています。しかも日本政府は、IRRI に大規模な資金援助を行っています。
日本にとってコメは主食であると同時に文化の基礎をなすものです。ところが、国は政策として大規模生産への集約を図ると同時に遺伝子組み換えイネを推進しており、日本の稲作は危機に瀕しています。このような危機的状況は他のアジア諸国にも共通する問題です。日本を含むアジア13 ヵ国が参加する「アジア市民コメ行動週
間」にあわせ、私たちアジアの市民は農業政策を司る国際機関と日本政府に対し、以下の項目を要求します。

1. 稲作文化を守り、環境保全型農業を推進する
2. 農家が農業で生きられる権利を確立する
3. 農地を保護し、食糧主権を確立する
4. 遺伝子組み換えイネの栽培を禁止する
5. 生命特許を禁止する
6. コメの安全性を守り、水田の生態系を保全する
7. 地下水を汚染と枯渇から守る
8. 国際イネ研究所(IRRI)を閉鎖する
9. 市民の参加により農業のあり方を決定する

<取り扱い団体> 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
〒162-0042 東京都新宿区早稲田町75 日研ビル2階
Tel:03(5155)4756  Fax:03(5155)4767
第1次集約:2007 年3月31日