アニマルマネジメント〈3〉動物実験体制の円滑な運用に向けてのヒント

アニマルマネジメント〈3〉動物実験体制の円滑な運用に向けてのヒント

  • 作者: 笠井 一弘
  • 出版社/メーカー: アドスリー
  • 発売日: 2015/04
  • メディア: 単行本

新刊届きました。
2005年の動物愛護法改正時に、いわゆる「詳細ガイドライン」と呼ばれた日本学術会議の動物実験ガイドラインについての解説書です。
最初の経緯の部分は、これまで動物実験業界が公式に表明してきた「ちゃんとやっている」よりは、問題意識のある書きぶりがされていると思いました。
でもやっぱり日本とアメリカの自主管理の構造が同じとあるのは、事実と違うかと思います。
「実験操作」あたりからの記述はとても参考になるのですが…
エーテルのことも書いてくれているし。
ただ、安楽死法については、動物種別の検討はなくて、かなりおおざっぱかなと思いました。
日本の殺処分指針の記述がおおざっぱだから仕方ないのですが。
もはや、指針の解説書などは、無視されていますね。
そりゃ古すぎか(^^;