文部科学省のサイトに「科研費改革の実施方針」なる文書がアップされました。
文部科学省:科研費改革の動向
http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/1362786.htm
平成30年度に新たな審査システムへ円滑に移行することをめざすとあります。研究種目の再構築もするらしい。
これはキーワードも大幅に変わるでしょうか?
今の文科省の考え方だと、動物実験代替法は「実験動物福祉」のキーワード選べとかいう頓珍漢な回答なんですよね。「実験動物福祉」は「実験動物学」の下にぶら下がっているのに、そんな選び方する人いますかね(笑)
実験動物を使わない方法の研究が「実験動物学」の下に来るって、どうして思えるんだかわからない(笑) ここで言う「実験動物福祉」は、苦痛の軽減やエンリッチメントなど、動物実験を行うこと前提のものが想定されていると受け止めるのが普通でしょう。
全然わかってない人たちが運用している限り「新しいパラダイムの形成」なんて無理だろうなと思ってきたので、ここで一つ改革をしてほしいです。