国動協(国立大学法人動物実験施設協議会)のウェブサイトに「動物実験に関する相互検証プログラム」に関する公開評価の結果がアップされました。
「動物実験に関する相互検証プログラム」に関する公開評価の結果

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現在の内容でも妥当と評価されていることは、とても疑問です。なぜなら、相互プログラムの検証会のときに、現在の内容ではあまり細かいところに手が届いていないということを示唆する雰囲気があったからです。
はっきり言ってしまえば、今の検証内容であれば専門家がやる必要はなく、公的な査察に委ねるべき内容だと思います。もっと専門家同士のチェックでなければ意味がないような内容になれば、改善に役立つこともあるのかもしれません。
公私動協(公私立大学実験動物施設協議会)は、動物実験委員会の教育訓練のための研修会を開催するそうです。(ついでに沖縄旅行?みたいな場所ですが)案内には、「今回、国内の大学関係機関では、おそらく初めての試みである動物実験委員会の教育訓練を企画いたしました。」と書かれています。
1)実験動物管理者の教育訓練
2)動物実験委員会の教育訓練
特に動物福祉への取り組みが怪しいと見られているのは公・私立の大学・短大等ですから、こういった企画が登場するのは一歩前進ではあると思います。
平成26年度教育・研修委員会主催研修会のご案内
http://plaza.umin.ac.jp/jalap/sl_infomation20140822.html