ISOの話にあまり触れてこなかったので、ちょっとまとめようかなと思って(財)日本規格協会のサイトを見ていたら……議事録にこんな議論が。
第31 回(平成22 年度第2 回)ISO/SR 幹事会 議事録 より
平成22 年6 月17 日(木)
http://iso26000.jsa.or.jp/_files/rec/mng/vol31/agenda31.pdf

・animal welfare は、「動物愛護」ではなく「動物福祉」ではないか。EU では条約があるので定訳があるのであれば、それを採用していただきたい。
→日本の法律では、「動物愛護」の方が一般的だが、一方的な感じがする。「動物福祉」の方が動物と人間の双方向性を意味しているかもしれない。
→「養豚場での一匹当たりの面積」といったものが「動物福祉」の領域に関わるが、業者からの圧力などもあり、日本の法律では「動物愛護」の領域で止めてあるというのが実態。ISO26000 の議論に忠実にいくのであれば、「動物福祉」。
→ISO26000 は法律を越えた議論。
→「動物福祉」を採用。

いや~ 福祉が採用されてよかったですが、「止めてある」とは……(苦笑)。
実際そうなんだろうけどさ・・・。