Gyao!で映画『クイズ・ショウ』を見ました。1994年の映画なので、いまとなっては主役の青年俳優もおじさん化してますが・・・
内容は、アメリカで1950年代に実際に起きた、クイズ番組の「やらせ」(八百長)が暴かれるまでを描いたものです。実在の放送局やスポンサーの製薬会社名が出てきちゃうのがすごいように思ってしまったのですが、でもそこがもうテレビに洗脳されちゃってるのかしら? 別に、本当にあったスキャンダルだしね。
実は映画の中で、不正を暴く相手として、「テレビ、製薬業界、化粧品は相手が大きいぞ。覚悟が必要だ。」みたいなセリフがあったので、1950年代にしてもはやその状況か~と思って、ちょっとブログにメモっておこうかなと思った次第です^^;
八百長が暴かれたのは製薬会社のジェリトルがスポンサーをしていた”Twenty One”という番組でしたが、なぜ化粧品もここで列挙されるかというと、それに先行する別番組に”The $64、000 Question”というのがあって、そのスポンサーだったレヴロンが番組の効果によって大きく売り上げを伸ばした事実があったからではないかと思います。
参考↓
アメリカの無垢な時代の終焉
http://c-cross.cside2.com/html/a00a0002.htm
レブロンは、クイズ番組によって「化粧品産業の歴史上空前の成功をおさめ、市場を支配することになった」のだそうです。へぇ…。
それにしても、この不正を暴いたのは米国下院議会の行政監視小委員会のようなところの職員でハーバードを首席で卒業したエリート弁護士なのですが…その辺からして日本人だと「?」となりそうな気がします。
連邦議会委員会スタッフ制度

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映画って勉強になるなぁ…。

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