先日ツイッターで知りました下記の記事、やっぱりすごいのでブログでもご紹介。アメリカで起きているいろいろな不適切事例について、時間があるときにちらほらとはご紹介していますが、なかなか追いかけられていないので自分でも頭の中を整理したいからいつか調べてまとめたい!と思っていたことが…サックリまとめられていました。
ぜひ読んでください。「日本の自主管理はアメリカ型」の嘘がはっきりと露呈していると思います。動物福祉法で「少なくとも年1回」と定められている立入り調査についても言及されています。
サル死亡でハーバード研究所を捜査
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120203/cpd1202030504002-n1.htm
ハーバード大学医学部ニューイングランド霊長類研究所(NEPRC)→以前紹介したのとは別件、これは現在調査中
ブリストル・マイヤーズ・スクイブ→アクション継続中
ワシントン大学の霊長類研究所→罰金1万893ドル(約83万円)
などなど。
そして、同じ日に下記の記事も出ていたんです。SankeiBiz、何だかすごいです。どうしちゃったんでしょう!? 同じ日に、こういう記事が2本、日本語で出るなんてすごいことです。
虐待されたサル 最後の楽園
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120203/cpd1202030504003-n1.htm
霊長類のサンクチュアリの紹介記事です。実験用出身のサルも保護されています。
かつて実験動物だったヒヒの顔には入れ墨が彫られていた。通常サンクチュアリー側は動物がどのような実験に用いられていたのか説明を受けない。彼は恐ろしげな牙をむきだして記者を威嚇した。
不要な実験についても言及されています。こういう話が日本語の記事なるのは本当に珍しいと思います。もっとメディアは報道してほしい。
 窮状を改善することは可能だ。研究所で行われる実験の中には不要なものも多い。米国立衛生研究所はチンパンジーを実験に用いることを禁止した。ペットビジネスも見直されるべきだ。