すでにツイッターなどでご存知の方もいると思いますが、このニュースすごいです。ぜひリンク先をお読みください。
GREAT NEWS! 製薬会社ノボ・ノルディスク 生物(学的)製剤のバッチテストで動物を使った実験を今後一切しないことを発表
http://helpanimals.jugem.jp/?eid=265
ノボ ノルディスクが作った映像もあります。英語の字幕入ってます。止めるとなったら映像とかも出しちゃうのか~みたいな^^; (日本の実験施設のウサギの環境は、こんなに良くないので勘違いしないでくださいね~)

Novo Nordisk reaches a milestone in animal testing (VIDEO) (28 November 2011)
このことについての記事。
Novo Nordisk to end animal testing
http://www.pharmaceutical-technology.com/news/newsnovo-nordisk-to-end-animal-testing/
この話、ロット(バッチ)ごとの試験ということで、先日日本動物実験代替法学会で聞いたテルモの方の発表を思い出させます。
厚生労働省が定めていた旧「透析型人工腎臓装置承認基準」では急性毒性試験と皮内反応試験が求められていたので、年間1000ロット分を試験するのために膨大な数の動物を使っていたのだそうですが、その精度には疑問を感じながらのことだったのだそうです。こんな動物実験必要ないと思っていたとか。
この基準は、平成17年に「血液透析器、血液透析濾過器及び血液濾過器承認基準」に取って代わられており、また、日本薬局方の「プラスチック製医薬品容器試験法」も、生物試験法(急性毒性試験・皮内反応試験)が細胞毒性試験に置き換えられているので、この細胞毒性試験の改良についての発表をされてました。
私がホームページを始めたころは、「急性毒性試験の代替法なんてない」と言われましたが、実際に置き換えられているものもあるんじゃないかぁ~と思ってしまいました。(なので、いま代替法がないことをもってして、代替法を求める市民の意見を非難がましく批判するのも間違ってるんじゃないでしょうか。もっと提案型の生き方をしてほしいものだわ~と思ってしまいます。)
話はそれますが、医療機器もものすごく動物実験がされています。10年前は、テルモの湘南センターが日本一大きな動物実験施設だといわれていたそうです。(発表されていたのは富士宮工場の人ですが。)
ということで、パブコメもお願いしますね~♪