インド: 大学教育で解剖廃止への記事でご紹介した件ですが、インドの大学認定委員会(University Grants Commission: UGC)のサイトにガイドラインが掲載されました。
動物学やライフサイエンスを教える学部で、解剖や動物実験を段階的に廃止するためのガイドラインです。PDFに直接リンクします。
Guidelines for discontinuation of dissection and animal experimentation in Zoology/Life Sciences in phased manner

クリックしてguidelines_animaldisection.pdfにアクセス

インドの新聞(南インドのメジャー紙だそうです)”Hindu”もこのことを報じました。これらの大学では、アニマル・エシックスも教えなければいけないそうです。動物倫理の問題だけではなく、やはりカエルの絶滅問題も大きなファクターみたいですね。
UGC announces phasing out of animal dissection
http://www.thehindu.com/education/college-and-university/article2660396.ece
ちなみに、インドの新しい動物保護法制定へ向けた英文署名もあります。インドでは、動物保護法が1960年に制定されたとのことなので、日本の旧動管法(1973年)よりかなり早い制定ですが、それ以来あまり大きく改正もされておらず、罰金が低いため抑止力を欠いているとのことです。
今年、「2011年動物福祉法」の法案が環境森林省のサイトで公開されたにもかかわらず、動いていないそうで、「早く制定を!」と求める署名です。下記のサイトからぜひご協力ください。
Support New Animal Protection Law For India
https://secure2.convio.net/ida/site/Advocacy?cmd=display&page=UserAction&id=2025
法案PDFはこちら:

クリックしてdraft-animal-welfare-act-2011.pdfにアクセス