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いや~、『猿の惑星:創世記』の公開が迫ってきましたね(^o^) 予告編を見ると、何やら胸がきゅぅぅぅとするシーン満載です。待ち遠しいです。
そしてなぜかタイムリーに、本当の実験用チンパンジーが保護施設に解放される動画が広まっています。詳細が書かれた日本語記事もあります。
あなたは何を思う? 30年ぶりに太陽の光を浴びたチンパンジーの動画が世界で話題に
http://youpouch.com/2011/09/09/110030/
「あなたは何を思う?」とありますが、私は実は、「オーストリアですら、今なのか!」という驚きを感じました。チンパンジーの侵襲的な医学実験利用の中止とサンクチュアリ化については、理由はどうあれ、日本の方が早かったということですね……。
まあ京大でタッチパネル触らせたりしている映像は世界中に流れているので、完全になくなったわけではないこともまた、知られているとは思いますが。
子どものころ、テレビで『猿の惑星』シリーズを見ていた頃は、ただおもしろがっていただけで、チンパンジーたちが本当に実験に使われているなんて知りませんでした。映画の風刺の本当のところはよくわかっていなかったわけですが、長じてから振り返ると、何か子ども心に感じていたのかな…?とも思います。
アメリカではまだまだたくさんのチンパンジーが医学利用されているので、映画のチンパンジーの数は全く嘘ではないと思います。多くの人が現実と重ね合わせてくれることを願います。

もうひとつの重要なテーマは“人類の傲慢さ”である。それは、結果に対する責任を負うことなく、自然界の法則を歪ませたり、無理強いしたり、騙したり、回避したりすることができると発想する私たちの思い上がりだ。