先月29日の中央環境審議会動物愛護部会(第27回)の議事要旨が早速、環境省のサイトにアップされたようです。
実験動物の取扱に関して送付されたアンケートの結果も下記の資料に掲載されていますのでぜひご覧下さい。今回は、送付対象も充実しています。ただし、回答率は24%程度。
とはいえ、有効回答の7割は、動物実験していない、もしくは動物実験の外注もしていない団体・企業なので、かなり対象外の団体・企業にも送付されていることになります。それでは回答率が低いのも当然かとは思います。
結果的に、サンプル数は170前後ですね……。設問によっては134に減っています。これでは、日本全国の動物実験施設の実態を把握しているとはいえないと思います。
資料2  動物愛護管理基本指針の点検(第4回)について 図表資料 [PDF 424KB]
結果を見てみると、公益法人の研究所と検査・分析等関係会社が成績が悪いですね…。検査機関が動物実験をしているという意識が薄いのはわからなくはないのですが、公益法人の研究所というのは一体…?