僕らが死体を拾うわけ 僕と僕らの博物誌 (ちくま文庫)

僕らが死体を拾うわけ 僕と僕らの博物誌 (ちくま文庫)

  • 作者: 盛口 満
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2011/03/09
  • メディア: 文庫

 今年、文庫版で登場していたんですね、 『僕らが死体を拾うわけ』。
生きている健康な動物を、解剖で生徒に殺させることにこだわっている理科の先生方に、ぜひ読んでほしい本です。
そんなことわざわざしなくても、教材はいっぱい世の中に転がっている。特に田舎でだろうけど、でも東京でもいろいろ転がってますよ。首のないハトの死体とか~(←これはカラスが食べていらっしゃいましたのでどこまで残るかわかりませんが…) あとドブネズミの死体も埋めてあげたことあるし…。(話がそれそう)
とにかく、死体で十分生き生きした理科の授業ができる…というか、むしろこの先生の方がすごいことやってるような気がするんです。
ときどき生きた動物拾ったりしてますが^^;、変に「命の大切さ」とか、ウンチク語っていないところも好きな本です。
だから本当は、この先生が解剖についてどう思っているかは知りません^^;
でも、ネズミの絵がすごくかわいいから、おすすめ~♪ (←そこかい?)