昨日、「そーか、その意見は読まないのか!この会場にだって私が知っている限りベジタリアンが少なくとも2人はいるのにぃー、しかも、私は末席だけど、もう一人は正面壇上にいるのにぃー!!」と思ったことがあったので(と書いても何のことかわからないと思いますが…すみません^^;)、日本の温室効果ガス排出量データというのをちょっと見てみました。

日本の温室効果ガス排出量データ
http://www-gio.nies.go.jp/aboutghg/nir/nir-j.html

けっこう細かく計算されているように見えますが、日本が算出している畜産業関連の数値は、かなり小さいみたいです(意外)。でも「消化管内発酵」と「家畜排泄物の管理」しか計算されていないから、畜産業全体が排出している温室効果ガスというのは、もっと大きいはずだとは思うのですが。

こんな記事もありましたし。

家畜からの温室効果ガス排出量–これまでの推計は過小評価
http://daily-ondanka.com/news/2009/20091104_1.html

「…食用家畜のライフサイクルとサプライチェーンからの温室効果ガス排出量は、大幅に過小評価されているという。」

で、計算しなおしたら世界のCO2年間排出量の51%が、家畜とその副産物からですか^^; すごいですよね、半分が畜産なんて。

日本人の肉食の場合は、国内の畜産業を通じてというより、飼料や肉そのものの輸入を通じて、海外での温室効果ガス発生に貢献しているんでしょうね…。

いろんなものの自給率とかまで考えはじめると、国内でのCO2削減目標の意味って一体なんだろう???とか、頭がこんがらがってきますが、国際的には肉食見直しの流れがあることがもうちょっと広まればいいなと思います。