今年の動物実験代替法学会、始まっています。今日が国際シンポジウムで、4日と5日の開催。非会員は1万2千円だけど、ご関心ある方はぜひ参加されてみてはと思います。(間際過ぎる投稿ですみません^^; 朝8時半からだって。この時間にブログを書いていたら間に合わなそう^^;)
http://www.asas.or.jp/jsaae/23rdtaikaiannai.html
国際シンポジウムは、国際といっても、日韓中の話題。近いのに意外と情報が入ってこないところだと思うので、興味深かったです。英語だから行ってもわからないかな~と思ったら、なんと中国からの発表は日本語だったので、行ってよかった~^^;。
でも、ときどき報道されている中国の動物保護法の法案の件を質問したら、わからないみたいだった…。しょっく。もしかして法案といっても、市民提案みたいなもののことだったのだろうか…と不安になって帰ってきたけど、やはり報道をみると、成立時期がどうとか書いてあるし間違いなさそう…。(実験動物が入っていると思っていたのに、それが違ったのならどうしよう!? でも原文は見たんだけど…)
いずれにしても、あとでお尋ねしたら、国レベルの法律は必要とおっしゃっていたのが印象的でした。上は頭がかたいから、そういう根拠が必要というニュアンスだったのですが、北京大学医学部の教授もしていた方で、今は北京市実験動物行業協会にいる人がそう言うのはすごいことのよーな気がします。(協会といっても民間団体ではなく、お役人だそうです) 少なくとも、日本の関係サイドの方々にはない考え方です… 
法規にのっとって実験動物の品質管理をする体制をつくるという発想も、かなり日本と違うような気がします。でも、北京大学だけでも年間120万匹使われていると言っていたから、中国全体ではすごい数になりそうだけど。実験動物管理条例のある省や自治区は19あるということでした。
詳細はまた時間のあるときに追記できたらと思いますが、実験動物の世界は、最近この3国で仲良しなのでしょうか、何だかすごく追い上げを食らってる印象ですよね。(そういえば、実験動物学会にいたっては、日韓の学会を合併する話まで持ち上がっていませんでしたっけ?流れたとは思いますが、びっくりしました)