情報公開法に基づき請求した情報をニューヨーク州が秘匿としたことに対し、PCRMが裁判を起こしていたそうですが、「勝利」のニュースです。
開示されることになるのは、コロンビア大学とニューヨーク州精神医学研究所が霊長類を用いて行ってきたドラッグ、アルコールの中毒に関する研究について、ここ10年の記録です。この研究には、30年間、目に見えて患者の利益となるような成果がないにもかかわらず、多額の税金がつぎ込まれてきました。市民には税金の使い道を知る権利があります。
「サルは本来、酒やドラッグをたしなまないので、そうするよう訓練されているのだ。サルは、ヒトが依存に走るのと同じような複雑な身体的・精神的要因を示さないが、檻に閉じ込められること自体で身体的にも精神的にも苦しむ。そのため、彼らを中毒研究の被験者として使うのはまったく不適切なのだ」 PCRM、ジョン・ピピン博士の言葉です。
Doctors Win Major Legal Victory Against New York State Over Primate Experiments
http://www.pcrm.org/news/doctors_legal_victory_against_ny_primate_experiments_101112.html