エルアルイスラエル航空が、実験動物の海外輸送を中止すると発表。
El Al says will stop transporting animals for experiments abroad
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-3948213,00.html
イスラエルの「Mazor Farm」と呼ばれる実験用霊長類繁殖施設(本当の名前は「BFCイスラエル」とのこと)などから、サルを輸送するなという抗議活動が続いていたためだそうです。
この施設については、下記参照。
Free the Mazor Monkeys
http://www.mazor-cruelty.org.il/english/
追記:
サルは、アフリカのモーリシャスで野生から捕獲されたものがこの施設へ運搬されますが、まず、南アフリカのヨハネスブルク国際空港へ運ばれる間にも死亡するそうです。そこから、現在はエルアルイスラエル航空がイスラエルまで運んでいます。(中止でどうなるのか?)
随分遠い他所の国からサルを連れてきているんですねぇ。
そしてこの施設で繁殖された幼いサルが、今度はヨーロッパ、アメリカ、イスラエル国内の研究所に売られていきます。
他に抗議の対象となっているのは、Bivas Bros.という運送会社や、元国営でイスラエル最大の電話会社ベゼクなど。ベゼクは、子会社の役員がこの施設のオーナーの一人であるため、抗議対象となっています。