情報開示請求した書類について、産総研に去年の4月に問い合わせたメールに、今ごろ返信がきた。
びっくり。どうして今ごろ? 年度末だから?? 人事異動前??? 返事来ないよりはいいですけど、逆に余計な詮索をしたくなってしまう(笑)。
ついでに、開示決定通知書に一部間違いがあったということで、なんか追加の書類が来た。別に新たに何か開示されるわけじゃないけど。
最初に開示された書類の内容が一部食い違っている件については、
> 13年度に納入された2頭のサルは、産総研の予算以外で購入されて
> おりました。
というのが理由だそう。
んー、そういう動物実験もあるのかー(事情がよくわからないけど)。開示請求で出ないということは、民間の資金ですか、何ですか、謎は深まるばかり。本当に科学研究は奥が深い。(←意味が違うってば)
(食い違いを見つけたときは、開示書類のピックアップがいい加減なんじゃないかと思ったんだけどなー)
あと、それこそ今ごろですが、「実験(試験や研究)に使われた」という表現に対し、研究者側は純粋に実験(の処置)を行った動物の数しかカウントしてない可能性があるということに気づきました。産総研は、実験(の処置)を行わない、いわゆる「対象群」の動物を含めない形で開示請求に対応していたからです。
はっきり言って、これは盲点ですよね。
「実験使用数」を少なめに見せることができるという。
普通はコントロール群の数も入ってると思いたいですけど・・・。でも含まないのが業界標準だったらどーしよーぅ! どっち!? あー眠れない。
実際にはもっと多くの動物が使われている可能性があるのか~と、これだけ長く動物実験に粘着(笑)していて、今ごろ気がつきました。