アメリカのアニマルライツの団体IDA(In Defense of Animals)が、7年にも及ぶ裁判で画期的な判決を得たとリリースしています。
In Defense of Animals Wins Landmark FOIA Victory in Federal Court
http://idausa.org/news/currentnews/nr_092309.html
裁判は情報公開に関するもので、何かと批判を浴びてきた動物実験受託企業、ハンチントンライフサイエンス(HLS)に対する査察の記録1,017ページを開示するよう、米国農務省は命じられました。
国が負けるなんて、日本人の感覚では「信じられない」としか言いようがないですが、でもそもそものところを考えてみれば、非開示にするためにこんなに激しく抵抗するのはおかしいですよね。
IDAはその理由を、動物福祉法の運用をめぐる米国農務省の怠慢が記録されているからではないかと考えているようです。