エール大の女子院生殺人事件、思わぬ展開で驚いています。
もともと、「壁の中に死体って、どういう状態??」と思って、めずらしく動物以外の英語の記事を検索していたので…実験動物技術者の逮捕という展開になって、とても驚きました。
(ちなみに、死体は、ケーブルなどのユーティリティが通っている壁のくぼみの中にあったと英語の記事にはありました。「壁の中」ってそういう意味なのね~)
殺された院生は、ガンや糖尿病、筋ジストロフィーの治療と関係があるかもしれない酵素の研究の一端としてマウスの実験をしており、逮捕された男はそのマウスのケージや床の掃除をしていたとありますから、もろに実験動物技術者が研究者(学生だけど)を殺した構図になってます。前代未聞のように感じますが、実際にはどうなんでしょうか…。
日本の報道だと、「男が潔癖症」で話が終わっちゃってますが(おいおい、きっちり仕事してただけかもしれんじゃないか?と思わなくもなかった)、本国の報道では、アニマルテクニシャンと研究者の間には溝があるといった米国実験動物学会の人のコメントまで出てますし、研究者は安楽殺する動物に印を付けるだけだけれども、技術者はそれを地下室に持っていって二酸化炭素の機械で殺さなければならない負担があるとか、カウンセリングがどうとか、そういう話も出ています。
Chief: Police may never know Yale killing motive
http://www.daytondailynews.com/news/nation-world-news/chief-police-may-never-know-yale-killing-motive-304919.html
Demanding Job in a Divided Lab, Then a Murder
http://www.nytimes.com/2009/09/18/nyregion/18yale.html?_r=1&em
今の段階では、「動機を知るのは容疑者だけだ」とありますが、どういう展開になっていくのでしょうか。
(関係ないですが、laboratory technicianなのに「研究員」が逮捕されたと報道しているメディアがいくつかありますが…明らかに誤訳ですよねぇ? そもそも、研究者と技術者の違い自体が、日本では知られていないんだろうなと思いました。)
2011.6.28 追記:
この事件、禁錮44年の判決が出た報道がありまして、被害者が強姦されていたことがわかりました。なにやら全く違った事件だったようです(´へ`)
http://goodbyelab.blog.so-net.ne.jp/2011-06-30-1