「信州大で研究費の不正使用発覚…准教授を停職1か月」のニュース。
それ自体は、「あぁ~またか」という感じですが、でも内訳を見ると…ちょっとアララ?
信州大学サイトより:研究費の不正使用に係る教員の懲戒処分について
http://www.shinshu-u.ac.jp/news2/2009/06/post-43.html
信州大学では、平成21年6月17日付けで、本学繊維学部の准教授(44歳 男性)を停職1ヶ月の懲戒処分としましたのでお知らせいたします。
(中略)

預け金の経費及び金額

    経 費                          金 額
・科学研究費補助金                    2,660,615円
・研究拠点形成費補助金                 3,679,020円
サイエンス・パートナーシップ・プログラム事業
 (文部科学省からの委託事業)             241,700円
・校費
 (法人化前における文部科学省からの配分経費)  458,430円
・大学運営資金
 (法人化後における文部科学省からの配分経費等) 25,200円
                            合計 7,064,965円
赤字にしたところはですね、中高生に使うべき予算からも預け金つくったという意味です(笑)。
もちろん、研究費の使い勝手が悪ーいという話は、それはそれでわからなくはないのですが、しかしこの事業は、上限が決まってるだけでこのフローなわけでしょ↓?? 「余った」「使い切らなきゃ」ってわけでもない。
http://spp.jst.go.jp/flow/flow_oubo.html
この「理科教育、理科教育」言われてる時代に、こんなところでも不正経理……これはもう体質としか。驚きました。