行政改革推進本部による
独立行政法人整理合理化計画のページ
http://www.gyoukaku.go.jp/siryou/tokusyu/h191224/index_dokuhou.html
ぎょーせーかいかくと聞いてもあまり動物実験に関係なさそうに思っていましたが、「独立行政法人整理合理化計画」というのを見てみると、実はけっこう関係あるのかも?
各省庁所管の研究機関の記述から拾ってみました。(強調は私デス)
★厚生労働省
国立健康・栄養研究所
【国民の健康・栄養・食生活に関する調査研究業務】
○民間団体、大学、地方公共団体、他府省等における調査研究との相互補完を図る観点から、重複・類似する研究の排除に努めるとともに、国の生活習慣病対策等の施策に、より高い反映・効果が見込まれる研究に重点化する。
労働安全衛生総合研究所
【労働安全衛生に関する調査研究業務】
○労働安全衛生研究のうち、他の研究機関において研究体制の整備や研究実績の集積等が見られるものについては、速やかに廃止する
【業務運営体制の整備】
○外部評価会議等の評価を踏まえ、研究内容について、民間企業、大学、地方公共団体、他の独立行政法人等の研究機関との重複を排除するとともに、次年度の研究費配分への反映等を行うことにより、効率的な研究マネジメントを実施する。
医薬基盤研究所
【基盤的技術研究・生物資源研究】
民間団体、大学、地方公共団体、他府省等の研究機関の研究開発との重複について、より厳格にチェックを行う等必要な措置を講ずる。
★文部科学省
放射線医学総合研究所
【研究開発事業評価システムの見直し】
○各研究課題について客観的・具体的なデータを用いた事前・中間・事後評価を行い、これらの結果をホームページ上で公表し、国民への説明責任にこたえるとともに成果が期待できないと評価された研究については、廃止し、より重要度の高い研究に重点化することにより質の底上げを図る。
科学技術振興機構
競争的資金の不合理な重複及び過度の集中の排除や不正使用及び不正受給の防止のため、研究機関監査室、プログラム調整室、告発窓口やPD(プログラムディレクター)、PO(プログラムオフィサー)が一体的・効果的に機能する仕組みを平成19年度末までに構築するものとする。
また、資金配分額の多い機関を中心に行うサンプリング調査等については、同調査の対象とする課題の選定基準等を作成する。さらに、平成20年1月から稼働する予定の府省共通研究開発管理システムを活用する。
○政策ニーズ、応募件数、採択率等を踏まえ、競争的資金の個別事業の必要性を不断に見直すこととする。
日本学術振興会
競争的資金の不合理な重複、過度の集中、不正使用及び不正受給を防止するため、具体の取組や組織体制の整備を含めた仕組みを平成19年度末までに構築するものとする。また、平成20年1月から稼働する予定の府省共通研究開発管理システムを活用する。
★農林水産省
家畜改良センター
【家畜の改良増殖】
○実験用ウサギの種畜供給業務を廃止する。
○みつばちに係る業務を廃止する。
をを! 最後のはびっくりだ!(民間がやるからいいということでしょうが)
※理化学研究所とか、ほかのところはめぼしい記述はありませんでした。しょぼーん。