第2回厚生科学審議会化学物質制度改正検討部会化学物質審査規制制度の見直しに関する専門委員会ワーキンググループ、第2回産業構造審議会化学・バイオ部会化学物質管理企画小委員会化学物質管理・審査制度検討ワーキンググループ、第2回中央環境審議会環境保健部会化学物質環境対策小委員会化審法見直し分科会合同会合(第2回化審法見直し合同WG)
……という恐ろしく長い審議会WGの傍聴をしてきました。化審法におけるリスク評価は、「化学物質の環境リスク」を評価するものですが、今回は、その部分に関する論議でした。
リスク評価をする場合には、その化学物質がそもそもどれくらい有害なのかというハザード評価の部分と、環境中の生物がどれくらいどういう形でその化学物質にさらされるのかという暴露量の情報との2つが必要なわけですが、今回、そのハザード評価の部分はすべて「第3回の議論で」と受け流されてしまっていました。
構造活性相関(QSAR)をもっと導入して化学物質をまずその段階でふるいにかけるべきじゃないかといった話も、しかり。
つまり、次回、第3回の審議が、ずばり動物実験が関係してくる回になるので、関心ある皆様方にはぜひ傍聴に参加してほしいな~と思います。平日だから難しいわけですけど…5月29日とのことなので、よろしくお願いします!