1946年につくられたアメリカ映画、『小鹿物語』の最後に流れていたテロップです。(著作権は切れているようです)


書かれている文章を訳すと、「この映画の中の動物が登場するシーンはすべて、アメリカン・ヒューメイン・アソシエーションの監督と協力のもとにつくられました」といったような感じでしょうか。


すなわち、「この映画をつくるために動物虐待はしてないですよー」という意味ですが……


最近の映画ならともかく、1946年って第二次世界大戦が終わった翌年ですよ。(私の記憶が間違ってるかと思って(?)検索までしちゃいましたよ! まだ日本にはマッカーサーがいますよ(笑)!)


すでにそんな時期にこの余裕……。そりゃ戦争負けるでしょ……。


ちなみに、American Humane Associationが、映画やテレビの撮影に使われる動物たちの福祉をモニタリングし始めたのは、1940年からだそうです。1939年に撮られた「Jesse James」という西部劇映画のスタントで馬が死んだことがきっかけだそうです。


参考リンク:
American Humane Association
AHA Film and Television Unit
Guidelines for the Safe Use of Animals in Filmed Media


日本映画では確立していないと思ったのですが…International Film Monitoring Servicesというページもあって。日本映画だってお金払えば「動物虐待はされていません」の表示をゲットできるわけですよね?? ちゃんと動物を扱っていれば、ですけどね^_^;