米国の医師のほとんどが製薬企業から特典を受け取っている


4月25日、『New England Journal of Medicine』に発表されたところによると、全米の医師の94%は何らかの形で製薬会社との関係を持っているのだそうです。日本の医者もそうだろうし、それ自体は想像には難くない事実ですが、こういうこともきっちりデータをとる姿勢は日本にはなさそうですね。


通常、この関係は、頻繁に医師のオフィスを訪問し、医薬品の販売促進活動を行っている営業担当者を通じたものであることが明らかになった。最も一般的な特典の形は、職場への医薬品無料サンプルおよび食品の提供であるが、娯楽イベントのチケット、招待旅行、顧問業務、講演または委員会役員を務めたことに対する謝礼金も含まれる。


のだそう~。このことが製薬会社と医者にメリットがあることは明白だけれども、患者にとってメリットがあるかどうかがわからないところが問題点、のようですね(そりゃそーだ)。